2021年10月3日日曜日

天皇家が特別だと思っているからこういうことになるんだ…。やはり天皇制は廃止一択であろう

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

天皇家の人間だけ特別扱いするから…

皇室の某女子が一般人の某氏と結婚することに対して、主に皇室ファン、右翼、天皇好き、マスコミから「皇室の品格を守るために結婚反対」とバッシングされて、そのせいで某女子にトラウマを残したと発表されたが、それの影響なのかYahooも「ヘイトコメント止めろ」なんて文面を発表している…。今まで韓国ヘイトコメントは散々放置していたくせに今更何を言うか! コメント欄閉鎖すればいいだけの話だ。
やはり、天皇家の人間だけ特別扱いしているからこういうことになる。天皇家、皇室へのバッシングと比べれば韓国ヘイトなど大したことないと考えているのだろう。こんなことになるから天皇制は廃止すべきなのだ。天皇家が無くなると日本の伝統が無くなるだって? そもそも伝統でも何でもない。「天皇家は日本の伝統」というのは、近代になって捏造された説だ。

もし天皇制が廃止された日本だったら…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下 『超力兵団(Soulless Army)』)は間違いなく、戦後も天皇制が残り、未だに「天皇家、皇族は特別」とされる日本だからこそ出て来た作品なのだ。何度でも言うがこのゲームは「大正天皇崇拝組織を味方として、天皇を救い、天皇にまつろわぬ者を倒し大日本帝国を救うゲーム」だ。
もしも戦後、天皇制が廃止されて「やんごとなき身分の人間」が存在しない日本だったとしたら、『超力兵団(Soulless Army)』は発売されることは無かっただろう。日本人の多くが「天皇家は特別、天皇によって日本は守られている」なんて、捏造された話を信じている日本だからこそ、『超力兵団(Soulless Army)』のようなゲームがリリース出来るのだ。

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2021年9月22日水曜日

そもそも植民地支配の怖ろしさを知らないから、天皇守護組織が味方であることの問題点も分からないのだろう…

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

植民地支配は悪だから…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)で、大正天皇と日本守護組織「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)が味方であるのは問題だと繰り返し書いても、日本による植民地支配について何も知らないオタクには分からないのだろうなぁ…。
日本による植民地支配は「天皇の名の下に、八紘一宇達成のために」行われた。八紘一宇とは「天皇を父、国民を子どもとして、全ての世界を一つの家にする」という思想だ。天皇の名の下に行われたのだから、当然このゲームの世界ではヤタガラスにも植民地支配責任は生じる。そして植民地支配は悪であるから、「植民地支配で日本はいいこともした」なんて言い訳は通用しないのだよ。

植民地支配の実態を知らないのか?

日本による植民地支配の実態とはどういうものか。ゲームの舞台である1931年当時であれば、韓国や台湾の文化を破壊し、日本の文化や天皇崇拝を押し付け、逆らう人間を弾圧して拷問、殺害し、土地を奪い、搾取することだ。さらにゲーム上の将来は、中国も侵略して植民地にするであろう。これが実態だ。その責任はヤタガラスも、ヤタガラス配下のライドウも負うことになる。ライドウにその自覚はあるのか? 無いとすればもうヤタガラス配下のデビルサマナーなど止めてしまえばいい。
植民地支配の実態を知れば、ヤタガラスが味方であることの問題も分かるはずだが。しかし日本人は日本と近隣国の近代史をろくに勉強していないから…。

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2021年9月16日木曜日

天皇や天皇家ゆかりのものをゲームに出すと、天皇系スピ好きの人にばかりウケたり、「天皇系スピの宣伝」と言われかねないのだが…

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

天皇や天皇家はスピリチュアル好きの人にもウケやすい…

日本では「天皇や天皇家は霊的な力を持っていて、日本を護っている」といった、天皇・皇室関連のスピリチュアルネタが存在しており、愛好家も居るようだ。
これはまさに『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)で、大正天皇守護組織「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)が「霊的な力で日本を護っている」設定の元ネタなんじゃないか? でも、こういうネタはスピリチュアル系の人にばかりウケてしまいがちなんだよなぁ…。

このゲームでは「天皇に霊的な力があるのは本当」ってことに…

天皇関連スピリチュアルなんて、現実じゃ胡散臭いものでしかないけど、このゲームではそれが本当になっているとしか考えられない。『メガテン』では神も悪魔も実在するし、超常現象も普通に発生するわけだし…。
つまり、ヤタガラスが日本を護ることが出来るのは、実は「ヤタガラスが守護している天皇に霊的な力があるから」なのではないのか? 天皇が居なくなっては日本守護が出来なくなるので、第七話で「呪われて危機に陥った大正天皇を必ず救え」とライドウに命じた…、と考えれば合点が行く。
ゲーム中では「天津金木」「トホカミエミタメ」など、天皇家スピリチュアルにハマっている人が好きそうなものが出てくるが、こういうのも「天皇家スピリチュアルを宣伝している」と見なされて嫌われる可能性もあるとは考えなかったのだろうか?

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2021年9月9日木曜日

マスコミが嫌韓・嫌中・反北朝鮮言説を垂れ流す時代には『ライドウ(Raidou)』シリーズは復活させるべきでは無いのだ…

 

(※画像は筆者のコレクションより。イメージです)

嫌韓・嫌中・反北朝鮮を煽るマスメディア…

近年は、別に右翼媒体では無い一般マスコミでさえも「中韓は反日」だの「北朝鮮は日本を狙っている悪の帝国」だのと嫌韓・嫌中・反北朝鮮言説を垂れ流し、韓国ヘイト・中国ヘイト・北朝鮮ヘイトを煽るような時代である。嫌韓・嫌中・反北朝鮮思想に染まっているのは何も「右翼やネトウヨだけでは無い」時代…。
そんな右傾化した時代に『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)というゲームを復活させてはならない。何度でも書くが、これははっきり言えば「軍の大元帥である大正天皇や、侵略国家・大日本帝国を救う右翼ゲーム」だから、今の日本には相応しくない。右傾化している時代には相応しいように見えて「相応しくない」とは、どういう意味か? それは…。

「韓国ヘイト・中国ヘイトを煽るゲーム」になる恐れがある

そう、右傾化した今の時代では、このゲームに触発されて「韓国ヘイト・中国ヘイトを始めるゲーマーが出てくる可能性」が、2006年と比較すると高くなっているのが問題なのだ。
特に右翼媒体には触れないノンポリの一般人であっても、一般マスコミが嫌韓・嫌中・反北朝鮮言説を振りまくものだから、「北朝鮮は怖い、経済制裁は当然だ、北朝鮮と繋がっているらしい朝鮮学校は無償化しなくていい、反日の中韓とはもう断絶した方がいいのかも」なんて考えている可能性がある。つまり右翼でなくても今の人たちは「ややウヨっているのがデフォルト」になっているとしか考えられない。無論、日本の右傾化に反発する人々も居るわけだが、それは少数派だろう。
万一このゲームを復活させた場合、その「ややウヨった人たち」及び「バカウヨ」どもに「刺さる」可能性が高い。そして「天皇にまつろわぬ神を倒し、天皇と大日本帝国を護るライドウは素晴らしい。やはり大日本帝国と天皇は偉大だ。彼を見習って天皇嫌いの『反日』日本人と在日を排除しよう。そして次は、ライドウが中韓を滅ぼすようなゲームを作るべきだ」などと、あからさまな中韓ヘイト言説を垂れ流す者も現れそうだ。私はそれを懸念しているからこそ、ライドウは好きだが『超力兵団(Soulless Army)』及び続編、『ライドウ』シリーズ復活に反対し続ける。

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2021年9月8日水曜日

「過去のことは今の人間には関係無い」って言うなら、空襲と原爆のことも忘れてみろ! それが出来ないならば「昔の侵略戦争や植民地支配のことは忘れろ」などと中韓に言う資格は無い!

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』や『リラックマ』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

昔のことは今の人間には関係無いって? 関係あるだろう…

ネトウヨ・バカウヨ連中は中韓の人に対してよく「かつての日本が中韓を侵略して植民地にしたことなど今のお前たちには関係無いだろう」と言うが、これこそが大きな過ちなんだよ。この言葉は『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)の第拾話で鳴海が言うセリフとそっくりである。
繰り返すが鳴海は第拾話で、天津神の子孫・神武天皇に日本から追放され日本を憎む神・スクナヒコナに対して「…馬鹿な、何千年もの昔の恨みなんて、今の俺たちには関係ねぇだろ!」と言い放ってしまうのである。
そもそも、過去の歴史は今と繋がっているのだから、今の中韓の人にもかつて日本がやった侵略戦争のこと、植民地支配のことは関係がある。日本の侵略と植民地支配(日本は中韓に侵略し文化を根こそぎ奪おうとしたのだ)によって、その後の中韓の歴史は大きく変わったからだ。もし日本の侵略が無かったら、今の中韓の姿もまた違ったものになっていただろう。もしかしたら朝鮮戦争も起きず、韓国と北朝鮮に分断されることも無かったかも知れない。そして今の日本人には直接の加害責任は無いとしても、「中韓に加害した者たち」の子孫であることは事実だし、それが今の日本にも影響を及ぼしている。

それを言うなら空襲と原爆のことも過去のことだから、今の日本人には関係無いことになるよな?

バカウヨどもは、中韓に対しては「昔のことは忘れろ」と言うが、逆に日本が空襲や原爆投下に見舞われたことについてはしつこく「アメリカが悪い」と責め立てる…。これはダブルスタンダードだ。「今の人間には昔のことは関係無い」なら、「空襲や原爆のことも今の日本人には関係無い」ことになるのだがねぇ? しかも原爆投下に至った原因は「昭和天皇がなかなか戦争を終わらせなかったこと」なのにね。アメリカだけが悪いのでは無かろう。
本気で中韓に対して「昔のことは忘れろ」と言うならば、まず自分自身が「空襲と原爆のこと」を一切忘れてアメリカを責めるのを止めるべきだな! それが出来ないならば中韓に対して「昔のことは今のお前たちには関係無いから忘れろ」と言う資格は無い!
結局、バカウヨには「日本の加害史は忘れたい、しかし被害史は忘れたくない」という思いしか無いのだ。侵略の被害者であるスクナヒコナに「…馬鹿な、何千年もの昔の恨みなんて、今の俺たちには関係ねぇだろ!」としか言えない鳴海もそのタイプであろう。そんな男が、まだ未成年のライドウを保護するのは好ましいことでは無い。
先日オープンした新ブログ「悪魔狩人・桐嶋ローダversus日帝守護組織やたがらす」でも同じようなテーマの記事を書いたので参照のこと。


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2021年9月7日火曜日

鳴海に育てられるとライドウは右翼化しそうだから心配だなぁ…。まあヤタガラスに仕えている時点で右翼なんだけど…

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』や『リラックマ』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

鳴海から悪い影響を受けそうだから心配だ…

昨日の記事。


ここから引用する。
ネットを見ていると、「明らかにバカウヨとしか思えない親が、子どもを歴史修正主義・嫌韓・嫌中のバカウヨに育てようとしている」ケースが時折見られる。

そう、明らかにバカウヨの親が子どもをバカウヨにしている例がある。

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)の第拾話で、主人公・ライドウの上司である探偵の「鳴海」は、敵の「スクナヒコナ」(かつて日本に侵略してきた神武天皇に追放された神。日本への復讐心を持つ)に対して「…馬鹿な、何千年もの昔の恨みなんて、今の俺たちには関係ねぇだろ!」などと、まるで嫌韓・嫌中のネトウヨみたいなセリフを言うわけだが、鳴海に保護されているライドウには悪影響があると思う。侵略の被害者に対してこのように言い放つ鳴海を見たライドウは、将来右翼化しそうだ…。まあ、天皇守護の超國家機関ヤタガラスに仕えている時点で実質的には右翼なのだが。

敗戦後「昔の日本がやったことは戦後生まれの日本人には関係無い…」と言い出しそう

このゲームの未来で日本が戦争に負けた後、鳴海やライドウはどこへ行くのだろうな。もしかすると戦時中は二人とも召集されて戦地で人殺しをしたのかも知れない。無事に日本に帰ったとして、探偵業を続けているとは限らない。筑土町も焼き払われている可能性があるから。私は、敗戦後はライドウはデビルサマナーを辞めると考えているが、鳴海も探偵を辞めているかも知れない。
そしてさらに未来、戦争のことが忘れ去られようとしている頃、ライドウと鳴海はあの戦争のことをどのように考えるのか。もしかすると「確かに我々は戦争で他の国に酷いことをしたかも知れないが、それは戦後に生まれた日本人には関係無いことだ…」とか、「いや、日本のやった戦争は正しかったのだ」と言う可能性はある。鳴海の第拾話でのセリフを見れば、そのような予測は成り立つ。

ついでに新ブログ開設のお知らせ

ついでなのだがお知らせ。はてなブログの方でこのブログの姉妹ブログを開設した。以前より書いている「悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏」とは別の新ブログである。


こちらも基本的には『超力兵団(Soulless Army)』のことを書くブログだが、ここでは今後二次創作イラストも公開しようと考えている。
最初に書いた記事はこちら。


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2021年9月6日月曜日

最近は「明らかにバカウヨとしか思えない親が、子どもをバカウヨに育てている」ケースが見られるが、その子の将来が心配だよ…。そんなバカウヨ二世(笑)には『ライドウ(Raidou)』シリーズはプレイさせたくない…

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

バカウヨがバカウヨを育てているなんて最悪じゃん…

ネットを見ていると、「明らかにバカウヨとしか思えない親が、子どもを歴史修正主義・嫌韓・嫌中のバカウヨに育てようとしている」ケースが時折見られる。あれはさすがに最悪だと思った。将来その子がどうなるのか目に見えている…。親の洗脳から解かれればいいのだが…。カルト宗教を信じている親子もあんな感じなのだろうか。
今のところバカウヨ、ネトウヨ層は中年が中心だろうが、バカウヨに育てられたバカウヨ二世が増えると「バカウヨ・ネトウヨの低年齢化」が進みそうなのが嫌だなぁ…。

バカウヨ二世には絶対に『ライドウ』シリーズ…特に初代はプレイさせるわけにはいかない!

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)は、明らかに「バカウヨ・ネトウヨの若人には好まれやすい要素の多いゲーム」だ。戦前日本が舞台であることも、天皇と国体保持組織・超國家機関ヤタガラスが味方であるところも、第七話で大正天皇を救えと強要される話も、天皇にまつろわぬ者を倒し大日本帝国を救うコンセプトも、すべてがそうだ。
バカウヨ・ネトウヨの若人ゲーマーがこのゲームをプレイすると、「天皇にまつろわぬ者を倒し天皇と国体を救う内容は素晴らしい」と称賛する可能性が高い。発売当時すでにそんな若人が居たかも知れないが、その若人が今では親になって「バカウヨ二世」を育てている可能性だってある。
この先、バカウヨ・ネトウヨの若人ゲーマーは増えるかも知れない。そんな時代に『ライドウ(Raidou)』シリーズ…、特に『超力兵団(Soulless Army)』は復活させないで欲しい。バカウヨ・ネトウヨ化した若人ゲーマーには絶対にプレイさせたくないから。

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2021年9月5日日曜日

このゲームが右翼っぽいとか、天皇崇拝を美化しているっていうのは客観的な事実であって「独自解釈」では無いのだけど…

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

「独自解釈」では無く客観的な事実だろう…

私がブログで『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)は「天皇崇拝を美化している、右翼向けゲームである」と書くと、「それは桐嶋氏の独自解釈、主観だろう」と言う人が居るかも知れないので一応反論しておくが、これは私の独自解釈や主観では無く客観的な事実だ。
今回はそれについて詳しく述べたい。

第七話を見て「天皇崇拝を強要している」と思わない方が不思議だ…

まず、何度でも言うがこのゲームの第七話は「大正天皇としか考えられない『日本にとって重要な御方』を命懸けで救え」と、主人公・ライドウの味方をしている日本守護組織・超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)に強要される話である。
この命令は絶対に逆らえないことと、味方キャラクターであるヤタガラスの使者や川野定吉(海軍兵)のセリフを詳しく検証すれば、「ヤタガラスは『天皇は命懸けで救わねばならぬ存在』と見ているわけだから、天皇を神聖視していることは間違いない」と分かるのではないか? つまりヤタガラスは間違いなく「天皇を現人神とする天皇崇拝組織」(国家神道にそっくり)であり、ライドウにも天皇崇拝・天皇守護を強制しているのだ。第七話を見て、このように捉えらえれない方が余程どうかしているよ…。
さらに第七話のみならず、このゲームの時代背景(1931年の日本が舞台。元号は架空の「大正20年」だが)や、軍人が多く出てくること、戦艦も登場すること、「天皇にまつろわぬ神(ナガスネヒコなど)を倒し帝都(大日本帝国の首都)を救う」ストーリーなども併せて考えれば、このゲームは明らかに「天皇好きの右翼受けを狙っている」のは事実じゃないか? 私だけの独自解釈では無く。
そして「天皇崇拝と、帝都(大日本帝国の首都)を救うことを美化する」のは、実質的には「天皇の名の下に行われる侵略戦争と植民地支配を美化していることになる」のも真実であろう。ライドウが大正天皇を救わずに、ヤタガラスと対立し滅ぼしに行く話であれば「天皇崇拝と戦争と植民地支配を批判するために作られたゲーム」となるのだが、このゲームにはそのようなシナリオは用意されていないのだから…。

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2021年9月4日土曜日

「天皇守護組織が味方で何が悪い?」とか言う奴は、天皇制の問題と日本の近現代史をきちんと勉強しろよ…。天皇制の差別性も、日本の戦争も、天皇の戦争責任問題も何ひとつ学んでこなかったのだろう?

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

「天皇守護のヤタガラスが味方で何が悪い?」としか考えられない奴が多数派なのだろうけど…

私が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)で「超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)という大正天皇守護組織が味方なのは問題だ」と言っても、「マウントを取りたいだけ」とか「それの何が悪い?」としか言わない奴らって本当に何様のつもりだよ…。ふざけるんじゃねぇよ。私がヤタガラスを批判しこのゲームの復活を阻止しようとしているのは、嫌韓・嫌中と歴史修正主義が蔓延り右傾化する今の日本を憂えているからだよ…。

まず歴史を勉強せよ。ただし歴史修正本は読むな!

まず、天皇制は身分差別制度であり、日本に住む私たちは「天皇と皇族より下の身分とされている」現実を知るべきだよ。天皇制があるから、様々な差別が無くならないんだよ。
そして、かつての日本は「天皇の名の下に」侵略戦争と植民地支配を繰り返した事実と、昭和天皇(大正天皇の息子)の戦争責任問題をきちんと勉強しろ。ただし「日本は植民地にいいことをした、侵略戦争では無かった」などという歴史修正本は読むなよ…。今はそれらの本ばかり目立つように書店に置かれているのは問題だ。
天皇制の問題点や、日本の近現代史を勉強すれば、『超力兵団(Soulless Army)』で大正天皇守護のヤタガラスを味方とすることの問題点も分かるだろう? ヤタガラスが味方なのは、差別制度を支持することと、天皇の名の下に行われる侵略戦争と植民地支配に加担することになるから問題なのだ。
私はたとえゲームであっても、「差別制度と侵略戦争、植民地支配に加担する主人公が出てくる」内容のものは許すことが出来ない。ライドウは好きだけど。

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2021年9月3日金曜日

「このゲームの大正天皇は植民地を手放している」なんて説は通用しないよ。「偉大なる」明治天皇より受け継いだ植民地を、大正天皇が手放すはず無いだろう

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

この時代の日本は当然、台湾と韓国を植民地支配していた…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)の舞台は1931年の大日本帝国であるが、元号は架空の「大正20年」となっている(史実だと「昭和6年」)。つまり、大正天皇が1931年になっても存命という設定だ(史実では1926年に死去)。
1931年だと、日本は台湾と韓国(朝鮮)を「天皇の名の下に」植民地支配していた。これは明治時代から続いており、日本の敗戦まで続いた。日本政府は植民地の人々から搾取を行い、それによって日本は発展したのだ。
このゲームで大正天皇と国体を守護している味方組織・超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)は、当然その植民地支配にも関与していることになる。ゲーム上ではそんな描写は無くても、第七話で「天皇を救うようにヤタガラスに強要される」イベントを見れば、「ヤタガラスは天皇を護っているのだから、天皇の名の下に行われる植民地支配に反対するようなことは決して無い」と分かるはずだ。
なので、このゲームは「天皇の名の下に行われた植民地支配を正当化するような内容だ」と私は思っている。

「このゲームでは大正天皇は植民地を手放している」なんて都合の良い説が通用するはずは無い…

しかし、こういう話をすると「きっとこのゲーム上の日本では、大正天皇自ら植民地を手放しているのだから、ヤタガラスが植民地支配に関与しているわけない!」と言い出す者も現れるだろうが、そんな都合のいい説は通用しないよ。
大正天皇は、父である明治天皇から植民地を受け継いでいる。明治天皇は当時非常に尊敬されていた人物だ。その「誇り高き父より譲られた植民地」を、大正天皇が手放してしまうことは決して無いだろう。
もしもこのゲーム上の日本で、大正天皇が植民地を手放していたとしたら、植民地からの搾取が一切無くなるので、帝都は発展せず荒れ果てていたに違いないし、軍備も史実よりショボくなるので「超力戦艦ヤソマガツ」のような巨大戦艦(ロボットに変形する。元は海軍が捨てた戦艦らしい)も作れなかっただろう。
また、筑土町に居るNPC(軍人)と話すと、「我々の外国攻略の恩恵があってこそ、貴様らの平穏があるのではないか?」と言うことがある。ここで言う「外国」とは多分アジア圏のことだろう。これは「日本が起こした侵略戦争のこと」と、「日本は侵略の末に植民地にした国から徹底的に搾取し恩恵を受けていること」を現しているのだと思っている。そう考えれば、このゲーム上の1931年の日本でも、台湾と韓国からの搾取は続いているとしか思えないだろう。

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2021年9月2日木曜日

「大正天皇をシナリオに深く関与させよう」とした時点で「右翼・左翼両方に配慮する」ことはほぼ不可能だから、最初から天皇は出すべきじゃなかったんだよ…

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

第七話のどこが問題かって? 大正天皇を救えと強要されることだよ…

何度も書いているが、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)の第七話は「敵に呪われて床に臥せっている、大正天皇としか思えない『やんごとなき身分の重要な御方』を救うように強要される」ストーリーだ。
これのどこが問題かって? 「反天皇制の人の怒りを買うこと」、この一言に尽きるだろう。

右翼左翼両方に配慮することはほとんど不可能だよ…、天皇をシナリオに絡ませた時点で…

このゲームのストーリーは、全体的に「右翼や天皇好きには配慮しているが、反天皇制の人には全く配慮していない」のは明らかである。第七話以外でも「天皇に逆らう者たちを倒す」イベントがあるからだ。
そもそも、大正天皇その人(ゲーム上では天皇とは言わずにぼかしているが)をシナリオに深く絡ませてしまったこと自体が問題だよ。天皇をゲームのストーリーに深く関与させた時点で「右翼・左翼両方に配慮する」ことはほぼ不可能だからだ。
大河ドラマや歴史もの小説などでは近代の天皇(明治から昭和まで)が出てくるものがあり、これらも天皇の描き方によっては右翼か左翼の怒りを買うことがある。両方に配慮するとなると、「天皇は出すとしてもストーリーには深く関わらないようにすること」ぐらいしか無いだろう。天皇を「主人公が護るべき人」として描くと左翼の怒りを買いやすく、「主人公が天皇を倒す話」は右翼の怒りを買ってしまう。
そう考えると、やはりこのゲームを作る時に「大正天皇の存在を深く関与させたシナリオを作ろう」と考えた時点で手遅れだった、としか言えない。天皇をゲームのシナリオに深く関与させるとなると、「右翼を怒らせないように天皇を護る話にする(その代わり左翼の怒りを買う)」(このゲームの話はこちら)か、「左翼を怒らせないように天皇を倒す話にする(その代わり右翼の怒りを買う)」のどちらかを選ぶしかない。また、シナリオ分岐でどちらでも可能にすると、右翼・左翼両方の怒りを買ってしまう…。両者を怒らせないシナリオを作ることはほぼ不可能だ。
なので、やはり「大正天皇を出すのは最初から止めておけば良かったのに…」というのが私が出した結論である。

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2021年9月1日水曜日

韓国人のことを「しつこく謝罪を要求する人たち」とか言う日本人の方が問題なんだよ。謝罪しなければならないことを繰り返してきた日本人の責任だよ

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

韓国人のことを「しつこく謝罪を要求してくる厄介な人種だ」と蔑む日本人の方が余程厄介者だよ…

日本のバカウヨにとっては、韓国人は「日本に対して何かとしつこく謝罪を要求してくる厄介な人種」となっているらしい。

韓国が日本に謝罪を求めるのは大抵は正当なことであり、そもそも「かつて日本が韓国を植民地支配したこと」や、「徴用工問題」、「日本軍『慰安婦(性奴隷)』制度」などの清算が出来ず、謝罪や補償もせず、「靖国参拝」(戦争賛美神社への参拝)などの問題行動を繰り返す日本政府自身に問題があるのだが。政府自身が歴史修正主義に走っているのも問題だよ。そしてそんな政府に同調する右翼、バカウヨたち自身にも問題があると早く気付くべきだ。

第拾話の鳴海のセリフはまさにそれだよ…

以前も書いたけど、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)の第拾話で、主人公・ライドウの上司である探偵の男「鳴海」が、敵ボスである「国津神・スクナヒコナ(ゲーム上では「神武天皇の大和統一による被害者」となっており、天津の子孫である日本人を恨んでいる)」に対して「…馬鹿な、何千年もの昔の恨みなんて、今の俺たちには関係ねぇだろ!」と言うのだが、これは非常に問題があることは何度でも言っておこう。
このセリフは、日本のバカウヨが韓国人を「しつこく謝罪を要求してくる厄介な人種だ」と蔑むことと大して変わりは無い。「スクナヒコナは、直接的には何もしていない今の日本人にしつこく謝罪を要求してくる厄介な神だ」と言っているのと実質的には同じことだからだ。
別のブログでも書いたが、やはり第拾話で鳴海はスクナヒコナに土下座して謝るべきだったんだよ。「我々の遠い祖先が、あなた方国津神を大和から追放してすまなかった」と。未成年のライドウを預かる大人としてはそうするのが当然だろう。その方がライドウにとって良い手本になる。でも、あのセリフじゃあねぇ…。ライドウに悪い影響を及ぼしかねないので心配なんだよ…。
こちらを参照。


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2021年8月31日火曜日

『メガテン』ではお馴染みの将門公は天皇家の血筋であるから「大正天皇を出してもいいだろう」と思ったんだろうか…?

 

(※画像は筆者のコレクションより。イメージです)

『真・女神転生』や『真・女神転生II』では将門公が出てくる…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)以前の『メガテン』シリーズでは、死後「祟り神」となった「平将門公」(天皇家の血筋だという)が出てくるイベントがあった。『真・女神転生』(スーパーファミコン他)や『真・女神転生II』(SFC他)などがそうだ。それ故に「アトラスと『メガテン』シリーズは呪われている」という噂が聞かれるようになったのだが…。まあ実際そんな気がする。だって会社自体、存続の危機に陥ったことがあるし(「インデックス」時代に…)。

『超力兵団(Soulless Army)』では将門公は出てこないが、続編『デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王(Devil Summoner 2: Raidou Kuzunoha vs. King Abaddon)』(PS2)では隠しイベントで登場し、敵対するが倒せば悪魔合体で生成出来るようになる。

『超力兵団』で突然大正天皇を出したのは「天皇家の血筋である将門を出してもいいなら天皇も…」と思ったからか?

『超力兵団(Soulless Army)』以前の『メガテン』で、天皇が直接出てくるものは存在していない。しかしなぜ『超力兵団(Soulless Army)』ではどう考えても「大正天皇としか思えない重要な御方」(第七話参照。天皇とは言わずにぼかした描き方になっているが)を出したのだろうか? このゲームの時代背景的には「天皇が神だった時代」なので、出した方がシナリオが盛り上がるだろうと思ったのか、はたまた「今までの『メガテン』で、天皇家の血を引く将門公を出していたのだから、天皇を直接出してもいいだろう(ただし天皇とは直接言わない)」と思ったのか…。
だが何度でも言うけど、やはり多少ぼかした描き方であっても「天皇を直接『メガテン』に出す」のは危険すぎたのだ。私のような「反天皇制」の人間や左翼に見つかった時のリスクが大きいのと、嫌韓・嫌中の右翼やネット右翼にばかり好かれてしまうから。
こちらも参照。


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2021年8月30日月曜日

第七話の鳴海は、実はヤタガラスと海軍の奴らとグルだったのかも知れない…。そして第七話を見ればヤタガラスは怖ろしい組織だって分かるだろう?

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』や『リラックマ』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

鳴海はむかしは陸軍に居たのだから、一般人とは違うはずだが…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)の第七話は、主人公・ライドウの上司である探偵の男「鳴海」がケガをした状態で「鳴海探偵社」(物語の拠点となる施設)に帰ってくるところから始まる。
これは、実はライドウの味方をする日本守護組織「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)と、ヤタガラスと繋がっている海軍の作戦であった。わざと海軍兵に鳴海を襲撃させて、彼を救いたければ「名も無き神社」へ来て「敵の呪いにかかったやんごとなき御方(どう考えても大正天皇である)」を救うように、と誘導するためだ。つまり鳴海は「天皇を救うための人質」とされたことになる。
ゲーム上では言わないけど、もしライドウが天皇を救う命令に従わなければ鳴海を殺すつもりだったのだと私は見ている。ヤタガラス関係者の海軍兵・川野定吉が「君が協力してくれれば彼もこれ以上苦しまなくて済む」などと言っているところからすればそうなる。つまりヤタガラスの命令を聞かなければ彼は死ぬかも知れない、と。
ただ、第拾話で分かるが鳴海は元々陸軍に居た人間だから、一般人とは違うはず。彼なら海軍兵が襲ってきても返り討ちにして、無傷で帰ってくることも可能だと思うのだが…?

実は鳴海もグルだったんじゃないかと思う…

私が思うに、実は鳴海もヤタガラス及び海軍とグルだったんじゃないか?
鳴海自身も、あの「やんごとなき御方」は天皇だと分かっていて、重要な御方だからどうしても救わないといけないことも分かっていた…、だが「天皇を救うために呪いを引き受けよ」と直接ライドウに言っても反発されるかも知れないから、わざと海軍兵にあまり抵抗せずにケガをして探偵社に戻り、ライドウに自分のことを心配させて「鳴海を救うために名も無き神社に行くように」誘導した、という可能性はあると思う。
でも、大正天皇を救ったとしても、鳴海のケガがすぐに回復するわけでは無いし、万一鳴海がケガのせいで死んだとしても絶対にヤタガラスは責任を取らないであろう。そう考えるとやはりヤタガラスは怖ろしい組織なのだ。

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2021年8月29日日曜日

そもそも「呪いにかかっている」のであればさっさと祓えば済む話なのだが、なぜライドウにその呪いを負わせるのか? やはりヤタガラスの思想は教育勅語と同じく「天皇は神だから、臣民はその身を犠牲にしてでも護らねばならない」だろう?

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

第七話は何度思い返しても胸糞悪い話だ…

訳あって『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)の第七話について改めて調査しているのだが、何度思い出してもあれは吐き気がするほど胸糞悪い話であり、私は絶対に許すことは出来ない。
これは何度でも言うが「敵に呪われた『大正天皇』(ゲーム上では「海軍と日本國にとって重要な御方」とぼかしているが間違いなく天皇だ)を命がけで救えと『超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)』に命じられる」話だ。逆に言うとこれは「右翼に喜ばれる話」なのも嫌なんだよ。
もう一度第七話でヤタガラスの使者が言うセリフを調べてみると、「呪いは祓えば治まる」みたいなことを言っているのに気付いた。それならさっさと呪いを祓えば終わる話なのに、なぜ「主人公のライドウがその身に呪いを引き受けて術者を倒しに行かなければならない」のか?

やはり「天皇は現人神だ」と思っているからだろう?

これは、表向きには「天皇の身に降りかかった呪いをその身に引き受けることで呪いの元を追い、呪いをかけた術者を捜し出すため」と言われるのだが、本当の理由は「天皇は神で、日本にとって重要な御方だから、その身を犠牲にしてでもお救いしなければならない」と主張するためだろう。
そもそもヤタガラスのモデルは「天皇を現人神として崇拝させた国教・国家神道」としか思えない。だから、ヤタガラスの思想もまた国家神道と似たようなものであり、国家神道から生まれた「教育勅語」とも似通っているのであろう。教育勅語の教えには「臣民は、日本に危機が迫ったらその身を捧げて国家と天皇・皇室を護りなさい」というものが含まれている。どう考えても第七話のシナリオにそっくりである。
第七話をこのような「ライドウが呪いを引き受け、身を犠牲にしてでもその『日本國にとって重要な御方』を救う」話にしてしまった以上、「あの『御方』は大正天皇以外の何者でも無い」と確定しているのだから、もはや「あれは天皇では無い」という言い逃れは出来ない。私はこのような「天皇家を神聖なものとし、大正天皇を救うために身を犠牲にすることを称賛する右翼ゲーム」としか思えない、この『超力兵団(Soulless Army)』の復刻には一切反対するし、『ライドウ(Raidou)』シリーズ自体の復活にも反対する。

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2021年8月28日土曜日

第七話のあらすじに「我々に超過勤務手当て頂戴」と書いてあるがその程度で済む話かよ? それどころじゃなくて天皇を救えば将来戦争が始まるのに…

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』や『リラックマ』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

第七話は間違いなく「大正天皇を救う」話だ。儀式の名前が「大祓い」だから分かるだろう

何度も言っているけど、どんなに誤魔化しても『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)の第七話が「呪いにかかった大正天皇を命がけで救えと超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)に命じられる話」だという事実は揺るがないよ。ゲーム上では天皇とは言っていなくても。その証拠の一つとして、「ヤタガラスの使者のセリフに『大祓い』という儀式の名前が出てくること」がある。

本来は「大祓」(おおはらえ、おおはらい)と書くが、これは穢れを祓う神道儀式であり、神社で行われるものだが、宮中でも行われる儀式である。第七話で宮中儀式の名が出てくるだけでも「この人物は大正天皇では無いのか?」と分かってしまう人も居るはずである。

「超過勤務手当て」だけで済む話では無かろう…。人生を返せ、未来を返せと言うべきだ

第七話が終了した後、鳴海探偵社で第七話のあらすじ(鳴海が執筆したことになっている)を見ると最後に「我々に超過勤務手当て頂戴」とある。これは前も言ったが、第七話の序盤でヤタガラスの関係者である海軍の人間によって鳴海が怪我をさせられて、いわば「天皇を救うための人質とされた」ことと関係がある。しかし超過勤務手当てだけで済む話なのか? いや、それどころでは無い。鳴海のみならずライドウもまたこの件でヤタガラスにより酷く傷つけられたのだから、人生そのものを返せと言うべきだろう。
さらに問題なのは、天皇を救って天皇家を存続させれば、後に起こる日中戦争も、アジア・太平洋戦争も避けることが不可能になる点だ。大正天皇は軍の大元帥なのだし(ゲームでは海軍のみとされているがいずれは陸軍も指揮するようになるかも)、いずれ昭和天皇になっても変わりはしない。ヤタガラスは天皇を守護している組織だから、代替わりしても天皇守護は続けるだろうし、天皇が始める戦争(聖戦)に反対するはずが無い。
戦争になれば、鳴海もライドウも空襲により命の危機に晒されるし、「赤紙」によって二人とも召集されるかも知れない(鳴海は元陸軍関係者らしいが)。もし二人とも「聖戦」によって死んでしまったとしたら、それもすべてヤタガラスの責任になるのだ。例えそんな事態になろうとも、ヤタガラス関係者は一切責任を取らないだろうけど。本質は「天皇と国体さえ護れればいい」という組織なので。そう考えれば「超過勤務手当て」どころで済む話じゃないって分かるのではないか?

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2021年8月27日金曜日

昭和天皇の側近であった軍人・阿南惟幾は切腹して裁きを免れたのだが、もしヤタガラスに「天皇陛下にお詫びするために自刃しろ」と命じられたらどうするのだ?

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

阿南惟幾は自刃したため裁かれなかったが…

2015年の映画『日本のいちばん長い日』(原田眞人監督、半藤一利原作)でも描かれているが、昭和天皇の側近であった軍人・阿南惟幾は終戦当日に切腹して死亡したため、東京裁判で裁かれることは無かった。もし自刃していなかったら、彼も囚われて裁かれ死刑になっていたかも知れない。彼が自刃したのは「天皇にお詫びするため」だろう。
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)の世界でも阿南惟幾はきっと存在するだろうけど、やはり終戦当日に切腹するのだろうか。

もしヤタガラスの上層部から自刃を命じられたらどうする?

『超力兵団(Soulless Army)』の主人公・ライドウの味方をするのは大正天皇守護組織・超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)なのだが、このゲーム上の将来でも確実に「昭和天皇」が即位する日が来るだろう(ゲーム上では大正時代が延ばされているが)。そして天皇が代替わりしてもなお天皇守護を続け、「聖戦」(天皇の戦争)を支持することになろう。
そして日本が戦争に負けたらどうなるのだろう。もしかしたら、ヤタガラスに関わった者には「天皇陛下にお詫びするため、全員自刃しろ」と、上層部より命令が下る可能性はある(その後上層部の者も自刃するかも知れない)。無論、ライドウでさえも例外では無い。万一そんな事態になったら、ライドウはどうするのか? 命令に従うか、あえて逆らって生き延び、ヤタガラスを抜け出すのか…。

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2021年8月26日木曜日

「平和の少女像設置」や「天皇の写真を燃やすこと」は右翼によると「日本人を傷つけるもの」らしいが、こう言う奴らには「天皇を救う話は反天皇制の人や在日の人を傷つける」という主張は理解出来ないのだろう…

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

「表現の不自由展」で…

一頃「表現の不自由展」という展示会が話題になっていた。「平和の少女像」を展示したり、「昭和天皇の肖像を燃やすパフォーマンス」などが右翼の怒りを買ったらしく、右翼からの脅し・妨害のため、会場によっては中止せざるを得なかったようだ。
右翼にとっては、日本軍「慰安婦(性奴隷)」制度を象徴する「平和の少女像を展示すること」や、「天皇の写真を燃やすこと」は「日本人を傷つけるもの」であるらしいが、さっぱり理解出来ない。かつて日本軍「慰安婦(性奴隷)」制度があっことを忘れぬための像のどこが日本人を傷つけるのだ? 昭和天皇は戦犯なのだから、肖像が燃やされても当然だろう(本当はそれだけでは済まなかったはずなのに…)

「このゲームは反天皇制の人を傷つける」という抗議は受け付けないのか?

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)は、端的に言えば「大正天皇守護組織・超國家機関ヤタガラスの命令で天皇を救ったり、天皇に歯向かう輩を倒して国体を保持する」のが目的のゲームだ。このゲーム内容は、「反天皇制の人や、在日の人、中韓の人を傷つけるものである」と私は思っているが、どうせ右翼には理解出来ないだろう。
「天皇好きな日本人を傷つけるから止めろ」という抗議には簡単に屈してしまう者は多いのに、なぜ「反天皇制の人を傷つけるから止めろ」という抗議はなかなか受け付けてくれないのだろうか。「右翼の抗議は怖いが、反天皇制の人や左翼の抗議は大したことは無い」とでも思っているのか?

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2021年8月25日水曜日

もしも昭和天皇が裁かれて処刑されたとしたら、ヤタガラスの関係者もまた同じような運命を辿るのかも知れない。ライドウでさえも例外では無いのだ…

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

もしも東京裁判で天皇が裁かれていたとしたら…

日本の敗戦後、アメリカはあえて昭和天皇を裁かず、軍部の人間などを裁き処刑したのだが、もしも昭和天皇が裁かれて処刑されていたとしたら、日本の未来もまた違ったものになっていただろう。天皇制は廃止されたかも知れない。
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)のラストダンジョン「アカラナ回廊」(ゲーム上での未来を垣間見ることの出来る場所)では東京裁判は描かれないが、将来この裁判も確実に起きるだろう。このゲームの場合、その裁判は史実とはまた違うものになる可能性はあると思う。

天皇を守護していたヤタガラスの関係者も処刑される…?

『超力兵団(Soulless Army)』に出てくる、主人公・ライドウの味方をしている「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)は「大正天皇と国体を守護する組織」なのだが、このゲームの将来、天皇が代替わりしても相変わらずヤタガラスは天皇守護を続けるだろう。そして天皇が戦争を始めると言ったら止めることはしない。「天皇守護」とはそういうものだ。
このゲーム上での戦後、もしも東京裁判で天皇の戦争責任が裁かれて処刑されるならば、天皇を守護していたヤタガラスの関係者も全員捕らえられて裁かれ、処刑される可能性はある。そうだ、それはライドウも、鳴海も、ヤタガラスの使者も、川野定吉(海軍兵士)でさえも例外では無い。
もしも、ライドウに対して「軍の大元帥である天皇を守護する組織に仕えたこと自体が人道に対する罪である」との裁きが下ったとしたら、彼は何を思うだろうか。
こちらも参照。


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2021年8月24日火曜日

鳴海は第拾話で「日本を破壊しようとする者たちと、ヤタガラスの両方に足搔いてやる!」と言うべきだったんだよ…

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』や『リラックマ』のぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

いくら「人として足搔いてやる」と言ってもカッコよくないよ…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)の第拾話で、敵のスクナヒコナを倒した後、仲間の「鳴海」(探偵の男)と話すとこんなことを言う。

「神だなんだの復讐やら、一握りの奴らの都合やら…。そんなもんで世の中の皆が振り回されていいわけがない。ヤタガラスの指示なんかじゃない、俺は一人の人間として足掻(あが)いてやる!」 

「一人の人間として足搔いてやる」…、一見カッコいいことを言っているように見えるけど、私に言わせてもらえば全くカッコよくないよ…。
というのも、このセリフは結局のところ、日本と天皇を守護する「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)と同じこと(敵対勢力から日本を救う)を今後も自分が続ける、と言っているわけだからね。

「日本を破壊する者にも、いずれ日本を破壊に導くヤタガラスにも足搔いてやる」、と言わなければ…

何度も言うが、このゲームの時代(1931年の日本。元号は架空の「大正二十年」)において「天皇を守護する」とは、「将来天皇の名の下に行われるアジア・太平洋戦争に積極的に参加する」ことを意味しているので、「ヤタガラスに従い続ければいずれ戦争に負けて大日本帝国は消滅する」という未来が確定してしまう。そう、ヤタガラスを滅ぼさない限り、いくら「日本に仇名す輩」を倒したとしても将来の日本崩壊は免れない。これはラスボスの「伽耶に憑きし者」も言っていたことだ。
鳴海は第拾話で「現在日本を破壊しようとする奴らにも、将来日本を破滅させるヤタガラスにも足搔いてやる!」と言わなければ何の意味も無いってことだよ。そして「ライドウよ、俺には何の力も無いから、お前が両方を滅ぼしに行ってくれ…」とライドウに頼むべきだった。

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2021年8月23日月曜日

「スクナヒコナは倒しても仲魔に出来ない」理由は何なのだろう? もしかすると「デビルカルテ」の存在が原因では…?

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

スクナヒコナはなぜか仲魔に出来ない…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)では、倒すと悪魔合体で仲魔に出来るボスキャラも居る。「アビヒコ」、「ナガスネヒコ」、「ヒトコトヌシ」、「ミシャグジさま」などがそうだ。だが、第拾話で戦う「スクナヒコナ」は仲魔に出来ない仕様である。これはどういうことだろう。他の国津神は仲魔になるのだが…。
単に、スクナヒコナは気味の悪いグラフィックだから「仲魔にしたくない」と思われてしまうから、かも知れないが、別の理由もありそうだ。

そもそもスクナヒコナの設定自体が本来とは違うので…

本来のスクナヒコナは、『古事記』によれば海から船に乗って渡って来て、「オオクニヌシ」と共に国造りをした後「常世の国」へと去った神だと言われる。決して「天皇に逆らったりするような神」では無い。また、「一寸法師のモデル」とも、実は韓国から渡ってきた「韓神」とも言われている。
もしスクナヒコナを仲魔に出来るようにしてしまうと、デビルカルテにおける解説もそのように書かなければならないが、そうなるとゲームのストーリーとは矛盾が生じてしまう。このゲーム上では「日本に復讐を誓う神で、敵将・宗像に憑依していた」ことになっているため、本来の「オオクニヌシと共に国造りをした」話とは合わない。「韓神」という説も書いてしまうと、「日本人のライドウが韓国の神を倒した」ことになるので、「このゲームは嫌韓を煽るものか」と思われかねないし…。もしかすると、そういう理由で「倒してもスクナヒコナは仲魔に出来ない仕様にした」可能性はあると思っている。

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2021年8月22日日曜日

きな臭いパッケージの『メガテン』は『超力兵団』以降は無くなってしまったが、やはり警戒されるからか…?

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

『超力兵団』のパッケージだけ『メガテン』シリーズ中では浮いている…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)のパッケージには、敵の軍人・宗像が大きく描かれていたり、バックには戦艦が描かれていたりと、妙に「きな臭い、ミリタリー臭のするイラスト」が使われているが、他の『メガテン』シリーズでは見られない独特のものである。そしてその後の『メガテン』シリーズではきな臭いパッケージイラストのものは無い。『真・女神転生IV(Shin Megami Tensei IV)』(ニンテンドー3DS)、『真・女神転生V(Shin Megami Tensei V)』(Nintendo Switch)もそうだ。すべての歴代『メガテン』シリーズのパッケージを並べたら『超力兵団(Soulless Army)』だけ異様に浮いて見えるのでは。

やはりミリタリー系イラストは警戒されるから…?

『超力兵団(Soulless Army)』は『メガテン』中でもマイナーな作品であるが、パッケージの「異様な雰囲気」からメガテニストでも手に取らなかった人が多かったのも一因なのかも知れない。「日本の軍人とか巨大戦艦とか出てくるし、他の『メガテン』より何かヤバそうな雰囲気…。手に取りづらい…」と。
続編『デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王(Devil Summoner 2: Raidou Kuzunoha vs. King Abaddon)』(PS2)ではきな臭さは無くなっており、先ほども言ったようにその後はきな臭いパッケージイラストの『メガテン』は出ていないが、理由は「『メガテン』にきな臭いパッケージイラストは合わないし、見た人から警戒されやすいから止めろ、と上層部に言われたから」という可能性はある。

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2021年8月21日土曜日

ヤタガラスの掲げる「正義」は隣国を苦しめるものだ! そしてライドウには、「自分は隣国から見れば敵なのだ」という自覚を持たせるべきだ!

 

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

ヤタガラスの掲げる正義は隣国を苦しめるものだった…

日本のRPGにおいては「正義の味方の主人公が悪を倒す」という「勧善懲悪」ものが主流である。スクウェア・エニックスから発売されている代表的な日本のRPG『ドラゴンクエスト(DragonQuest)』『ファイナルファンタジー(FINAL FANTASY)』にしても基本はそうだ。
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)も、結局のところは「天皇守護組織・超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)に仕える正義の味方であるライドウ(Raidou)が、帝都に仇名す者を倒して平和を取り戻す勧善懲悪もの」であるが、問題はこのゲームにおける「正義」が、実は「日本の隣国を苦しめるもの」だという事実である。

ライドウには、「隣国から見れば自分は敵だ」という自覚を持たせるべき

このゲームの時代は1931年(元号は架空の「大正二十年」となっている)だが、この頃の大日本帝国は「八紘一宇達成のために」韓国や台湾を植民地支配していた。八紘一宇とは平たく言えば「天皇の名の下に全世界を一つの『家』として治める」こと。
そう考えれば、ヤタガラスに仕えるライドウは「日本から見れば帝都を護る正義の味方」であっても、韓国や台湾から見れば「八紘一宇の名の下に我が国を踏みにじる敵」となるのは明白であろう。しかしゲーム上ではそのような描写は一切出てこない。ラスボスの一人「伽耶に憑きし者」でさえもそのようなことは口にしない。
このような描写を入れると、「日本は隣国を侵略などしていない」と歴史を捏造する右翼やバカウヨに抗議されたり、隣国を苦しめている罪悪感からゲームを続けることが出来なくなるプレイヤーも出てくるかも知れないから、あえて描かなかったのか。しかし、私としてはライドウに「自分は日本では正義の味方でも、隣国の人が見れば敵だったのだ」という自覚を持たせるような展開を入れるべきだったと考えている。
例えば、在日韓国人(朝鮮人)の住人と帝都のどこかで出会って、「私の祖国は今、天皇の名の下に日本に支配されている…、あなたはどう思うか?」と言われるとか、ライドウの正体が「天皇守護組織に仕えるデビルサマナー」だと知っている在日韓国人から「天皇守護組織のために働く貴方も、隣国の植民地支配に加担しているのだよ…」と言われる、など。
このゲームの原点と言える『真・女神転生(Shin Megami Tensei)』(スーパーファミコン他)では必ずしも「ロウ(Law)」サイドが善、「カオス(chaos)」サイドが悪とは決まっておらず、プレイヤーが決めることであるが、なぜこの『超力兵団(Soulless Army)』ではプレイヤー自身が「何が正義か」を判断することが出来ないのか…。多分、天皇守護のヤタガラスに逆らえるような展開も入れると、天皇崇拝の右翼から襲撃されるとでも思ったのだろう。

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2021年8月20日金曜日

「中韓の反日(抗日)勢力のせいで日本に嫌韓・嫌中が増えた!」という言説は日本に都合のいいように捻じ曲げた説に過ぎない。実際は「日本人は昔から中韓の人を蔑視していた」だけだよ!

 

(※画像は筆者のコレクションより。イメージです)

「嫌韓・嫌中が増えたのは中韓のせい」という説は嘘である

バカウヨがよく「日本に嫌韓・嫌中が増えたのは、中韓の人が歴史問題などで日本に反発することに嫌気が差しているからだ。嫌韓・嫌中は中韓の反日(抗日)勢力のせいだ」と言ったりする。かの故・大沼保昭(「女性のためのアジア平和国民基金」に関わったインテリ)氏もそのようなことを著書で書いていた。しかしこの説は間違っている。
実際は「大日本帝国時代に天皇を神とした頃から日本人は『日本がアジアで一番偉い』と思い込んで中韓の人を見下すようになり、その時から今に至るまで日本には嫌韓・嫌中が蔓延している。近年はネットが普及したため、それが顕著に表れるようになった」というのが正しい。そのくせ向こうの人に責任を押し付けるなよ…。そんなことではいつまで経っても日韓関係・日中関係は悪いままだ。

『超力兵団』の世界でもやはりそうなるだろうなぁ…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)の世界(1931年の日本。元号は架空の「大正二十年」だが)だって、表向きには分からないだろうが「アジア蔑視」の空気はあるのだ。何せこの時代の日本は台湾と韓国を植民地として搾取し、韓国人も日本に大勢働きに来ていたが、日本人は在日の人たちを差別していたのだから。
「天皇が居るから日本はアジアで一番偉い。他のアジア圏の人は日本人に支配されて当然」というアジア蔑視の価値観が浸透した時代の日本では、大正天皇を守護し日本を護る味方組織「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)がどんな思想を持つのかは、表向きには言わなくても何となく分かるのではないか? 「天皇を守護する」時点で、その「天皇が居るから日本は偉い、日本がアジアを植民地支配するのは正しい」という思想を共有していることになってしまう。すなわちヤタガラスもまたアジア蔑視であろう。
「天皇と日本を護る」思想は、「抗日のアジア人とは対立する」わけだから、ヤタガラスの味方をするのは…、「アジア蔑視思想を共有すること」でもある…。ライドウはそれに気付いているのか?

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2021年8月19日木曜日

明治もの、大正ものなどは警戒されやすいものだが、『葛葉ライドウ(Raidou Kuzunoha)』シリーズ(特に初代)だったらさらに…

 

(画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

明治もの、大正もの、昭和ものは現代ものよりも「警戒されやすい」もの…

アニメ、マンガ、ゲーム、ラノベ、ドラマなど何でもそうだが、「現代時代を舞台にしたもの」より「明治時代、大正時代、戦中までの昭和時代」を舞台としたものは、一般層からは警戒されたり、嫌煙されることが多い(朝ドラ、大河ドラマなどの例外もあるが)。話の内容はどうであれ、「大日本帝国時代の日本を舞台としたもの」は戦争や軍人、戦闘機といったものが出てくることも多く、ミリタリー系のものを嫌う人はまず手に取らないだろう。
また、作者にそのような意図は無いとしても「明治時代や大正時代を称賛するために作ったものだろう」と言われることもある。近年は政府が「明治礼賛」を推進しており、明治時代の悪いところを覆い隠そうとしているので、それに危機感のある人からはさらに警戒されやすい。

『超力兵団』は時代背景的にただでさえ警戒されやすいものなのに、そのゲーム内容もまた…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs. the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)は1931年の日本(元号は「昭和六年」ではなく「大正二十年」)を舞台としている、という設定だけでも一般層からは警戒されやすいのだが、さらにこのゲームの内容も問題だ。何度も言っておくが『超力兵団(Soulless Army)』は端的に言うと「大正天皇守護組織を味方として、天皇を救い天皇に逆らう者を倒して大日本帝国を危機から護る」ゲームである。
これが、政府が明治礼賛を推進し、自ら歴史修正主義に走り憲法改悪を目指し、北朝鮮を敵視し朝鮮学校を差別するようなこの日本に相応しいゲームと言えるか? 政府寄りの右翼っぽい人間が見れば「天皇に逆らう者を倒すこのゲームこそ、美しい日本には相応しい!」なんて言うのかも知れないが、「右翼だけを喜ばせ、中韓の人や天皇嫌いを怒らせるゲーム」は、やはりこの日本には相応しくない。だからこそ『ライドウ(Raidou)』シリーズ再生には反対している。

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