2021年8月26日木曜日

「平和の少女像設置」や「天皇の写真を燃やすこと」は右翼によると「日本人を傷つけるもの」らしいが、こう言う奴らには「天皇を救う話は反天皇制の人や在日の人を傷つける」という主張は理解出来ないのだろう…

「表現の不自由展」で…


一頃「表現の不自由展」という展示会が話題になっていた。「平和の少女像」を展示したり、「昭和天皇の肖像を燃やすパフォーマンス」などが右翼の怒りを買ったらしく、右翼からの脅し・妨害のため、会場によっては中止せざるを得なかったようだ。
右翼にとっては、日本軍「慰安婦(性奴隷)」制度を象徴する「平和の少女像を展示すること」や、「天皇の写真を燃やすこと」は「日本人を傷つけるもの」であるらしいが、さっぱり理解出来ない。かつて日本軍「慰安婦(性奴隷)」制度があっことを忘れぬための像のどこが日本人を傷つけるのだ? 昭和天皇は戦犯なのだから、肖像が燃やされても当然だろう(本当はそれだけでは済まなかったはずなのに…)

「このゲームは反天皇制の人を傷つける」という抗議は受け付けないのか?

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)は、端的に言えば「大正天皇守護組織・超國家機関ヤタガラスの命令で天皇を救ったり、天皇に歯向かう輩を倒して国体を保持する」のが目的のゲームだ。このゲーム内容は、「反天皇制の人や、在日の人、中韓の人を傷つけるものである」と私は思っているが、どうせ右翼には理解出来ないだろう。
「天皇好きな日本人を傷つけるから止めろ」という抗議には簡単に屈してしまう者は多いのに、なぜ「反天皇制の人を傷つけるから止めろ」という抗議はなかなか受け付けてくれないのだろうか。「右翼の抗議は怖いが、反天皇制の人や左翼の抗議は大したことは無い」とでも思っているのか?