2021年9月16日木曜日

天皇や天皇家ゆかりのものをゲームに出すと、天皇系スピ好きの人にばかりウケたり、「天皇系スピの宣伝」と言われかねないのだが…

天皇や天皇家はスピリチュアル好きの人にもウケやすい…


日本では「天皇や天皇家は霊的な力を持っていて、日本を護っている」といった、天皇・皇室関連のスピリチュアルネタが存在しており、愛好家も居るようだ。
これはまさに『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)で、大正天皇守護組織「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)が「霊的な力で日本を護っている」設定の元ネタなんじゃないか? でも、こういうネタはスピリチュアル系の人にばかりウケてしまいがちなんだよなぁ…。

このゲームでは「天皇に霊的な力があるのは本当」ってことに…

天皇関連スピリチュアルなんて、現実じゃ胡散臭いものでしかないけど、このゲームではそれが本当になっているとしか考えられない。『メガテン』では神も悪魔も実在するし、超常現象も普通に発生するわけだし…。
つまり、ヤタガラスが日本を護ることが出来るのは、実は「ヤタガラスが守護している天皇に霊的な力があるから」なのではないのか? 天皇が居なくなっては日本守護が出来なくなるので、第七話で「呪われて危機に陥った大正天皇を必ず救え」とライドウに命じた…、と考えれば合点が行く。
ゲーム中では「天津金木」「祝詞」など、天皇家スピリチュアルにハマっている人が好きそうなものが出てくるが、こういうのも「天皇家スピリチュアルを宣伝している」と見なされて嫌われる可能性もあるとは考えなかったのだろうか?