2021年8月31日火曜日

『メガテン』ではお馴染みの将門公は天皇家の血筋であるから「大正天皇を出してもいいだろう」と思ったんだろうか…?

『真・女神転生』や『真・女神転生II』では将門公が出てくる…


『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)以前の『メガテン』シリーズでは、死後「祟り神」となった「平将門公」(天皇家の血筋だという)が出てくるイベントがあった。『真・女神転生』(スーパーファミコン他)や『真・女神転生II』(SFC他)などがそうだ。それ故に「アトラスと『メガテン』シリーズは呪われている」という噂が聞かれるようになったのだが…。まあ実際そんな気がする。だって会社自体、存続の危機に陥ったことがあるし(「インデックス」時代に…)。

『超力兵団(Soulless Army)』では将門公は出てこないが、続編『デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王(Devil Summoner 2: Raidou Kuzunoha vs. King Abaddon)』(PS2)では隠しイベントで登場し、敵対するが倒せば悪魔合体で生成出来るようになる。

『超力兵団』で突然大正天皇を出したのは「天皇家の血筋である将門を出してもいいなら天皇も…」と思ったからか?

『超力兵団(Soulless Army)』以前の『メガテン』で、天皇が直接出てくるものは存在していない。しかしなぜ『超力兵団(Soulless Army)』ではどう考えても「大正天皇としか思えない重要な御方」(第七話参照。天皇とは言わずにぼかした描き方になっているが)を出したのだろうか? このゲームの時代背景的には「天皇が神だった時代」なので、出した方がシナリオが盛り上がるだろうと思ったのか、はたまた「今までの『メガテン』で、天皇家の血を引く将門公を出していたのだから、天皇を直接出してもいいだろう(ただし天皇とは直接言わない)」と思ったのか…。
だが何度でも言うけど、やはり多少ぼかした描き方であっても「天皇を直接『メガテン』に出す」のは危険すぎたのだ。私のような「反天皇制」の人間や左翼に見つかった時のリスクが大きいのと、嫌韓・嫌中の右翼やネット右翼にばかり好かれてしまうから。