2021年8月25日水曜日

もしも昭和天皇が裁かれて処刑されたとしたら、ヤタガラスの関係者もまた同じような運命を辿るのかも知れない。ライドウでさえも例外では無いのだ…

もしも東京裁判で天皇が裁かれていたとしたら…


日本の敗戦後、アメリカはあえて昭和天皇を裁かず、軍部の人間などを裁き処刑したのだが、もしも昭和天皇が裁かれて処刑されていたとしたら、日本の未来もまた違ったものになっていただろう。天皇制は廃止されたかも知れない。
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)のラストダンジョン「アカラナ回廊」(ゲーム上での未来を垣間見ることの出来る場所)では東京裁判は描かれないが、将来この裁判も確実に起きるだろう。このゲームの場合、その裁判は史実とはまた違うものになる可能性はあると思う。

天皇を守護していたヤタガラスの関係者も処刑される…?

『超力兵団(Soulless Army)』に出てくる、主人公・ライドウの味方をしている「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)は「大正天皇と国体を守護する組織」なのだが、このゲームの将来、天皇が代替わりしても相変わらずヤタガラスは天皇守護を続けるだろう。そして天皇が戦争を始めると言ったら止めることはしない。「天皇守護」とはそういうものだ。
このゲーム上での戦後、もしも東京裁判で天皇の戦争責任が裁かれて処刑されるならば、天皇を守護していたヤタガラスの関係者も全員捕らえられて裁かれ、処刑される可能性はある。そうだ、それはライドウも、鳴海も、ヤタガラスの使者も、川野定吉(海軍兵士)でさえも例外では無い。
もしも、ライドウに対して「軍の大元帥である天皇を守護する組織に仕えたこと自体が人道に対する罪である」との裁きが下ったとしたら、彼は何を思うだろうか。