2021年8月30日月曜日

第七話の鳴海は、実はヤタガラスと海軍の奴らとグルだったのかも知れない…。そして第七話を見ればヤタガラスは怖ろしい組織だって分かるだろう?

鳴海はむかしは陸軍に居たのだから、一般人とは違うはずだが…


『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)の第七話は、主人公・ライドウの上司である探偵の男「鳴海」がケガをした状態で「鳴海探偵社」(物語の拠点となる施設)に帰ってくるところから始まる。
これは、実はライドウの味方をする日本守護組織「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)と、ヤタガラスと繋がっている海軍の作戦であった。わざと海軍兵に鳴海を襲撃させて、彼を救いたければ「名も無き神社」へ来て「敵の呪いにかかったやんごとなき御方(どう考えても大正天皇である)」を救うように、と誘導するためだ。つまり鳴海は「天皇を救うための人質」とされたことになる。
ゲーム上では言わないけど、もしライドウが天皇を救う命令に従わなければ鳴海を殺すつもりだったのだと私は見ている。ヤタガラス関係者の海軍兵・川野定吉が「君が協力してくれれば彼もこれ以上苦しまなくて済む」などと言っているところからすればそうなる。つまりヤタガラスの命令を聞かなければ彼は死ぬかも知れない、と。
ただ、第拾話で分かるが鳴海は元々陸軍に居た人間だから、一般人とは違うはず。彼なら海軍兵が襲ってきても返り討ちにして、無傷で帰ってくることも可能だと思うのだが…?

実は鳴海もグルだったんじゃないかと思う…

私が思うに、実は鳴海もヤタガラス及び海軍とグルだったんじゃないか?
鳴海自身も、あの「やんごとなき御方」は天皇だと分かっていて、重要な御方だからどうしても救わないといけないことも分かっていた…、だが「天皇を救うために呪いを引き受けよ」と直接ライドウに言っても反発されるかも知れないから、わざと海軍兵にあまり抵抗せずにケガをして探偵社に戻り、ライドウに自分のことを心配させて「鳴海を救うために名も無き神社に行くように」誘導した、という可能性はあると思う。
でも、大正天皇を救ったとしても、鳴海のケガがすぐに回復するわけでは無いし、万一鳴海がケガのせいで死んだとしても絶対にヤタガラスは責任を取らないであろう。そう考えるとやはりヤタガラスは怖ろしい組織なのだ。