2021年9月4日土曜日

「天皇守護組織が味方で何が悪い?」とか言う奴は、天皇制の問題と日本の近現代史をきちんと勉強しろよ…。天皇制の差別性も、日本の戦争も、天皇の戦争責任問題も何ひとつ学んでこなかったのだろう?

「天皇守護のヤタガラスが味方で何が悪い?」としか考えられない奴が多数派なのだろうけど…


私が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)で「超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)という大正天皇守護組織が味方なのは問題だ」と言っても、「マウントを取りたいだけ」とか「それの何が悪い?」としか言わない奴らって本当に何様のつもりだよ…。ふざけるんじゃねぇよ。私がヤタガラスを批判しこのゲームの復活を阻止しようとしているのは、嫌韓・嫌中と歴史修正主義が蔓延り右傾化する今の日本を憂えているからだよ…。

まず歴史を勉強せよ。ただし歴史修正本は読むな!

まず、天皇制は身分差別制度であり、日本に住む私たちは「天皇と皇族より下の身分とされている」現実を知るべきだよ。天皇制があるから、様々な差別が無くならないんだよ。
そして、かつての日本は「天皇の名の下に」侵略戦争と植民地支配を繰り返した事実と、昭和天皇(大正天皇の息子)の戦争責任問題をきちんと勉強しろ。ただし「日本は植民地にいいことをした、侵略戦争では無かった」などという歴史修正本は読むなよ…。今はそれらの本ばかり目立つように書店に置かれているのは問題だ。
天皇制の問題点や、日本の近現代史を勉強すれば、『超力兵団(Soulless Army)』で大正天皇守護のヤタガラスを味方とすることの問題点も分かるだろう? ヤタガラスが味方なのは、差別制度を支持することと、天皇の名の下に行われる侵略戦争と植民地支配に加担することになるから問題なのだ。
私はたとえゲームであっても、「差別制度と侵略戦争、植民地支配に加担する主人公が出てくる」内容のものは許すことが出来ない。ライドウは好きだけど。