2022年3月2日水曜日

現実の日本も危ういかも知れないのに『超力兵団』のような右翼ゲーム(笑)の復活希望なんて何を考えているんだ? 現実が見えていないのか?

『超力兵団』発売から16年…


今日は『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)の発売から16周年である。

しかしこれに乗じて、『超力兵団(Soulless Army)』及び続編のリメイク希望とか、『ライドウ(Raidou)』シリーズ新作を…とか言っている者も見かけるようになったが(と言っても昔から居るが)、この際だからはっきり言うと「もう、そんなこと言っている者はいい加減早く消えて…」としか…。

今の社会情勢が分からないのか?

今の社会情勢は、ロシアのウクライナ侵攻により非常に不安定だ。日本すらこの先どんな危機があるかは分からない。そしてこれに乗じて「日本を護るために憲法を変えて軍隊を作ろう」とか「子どもたちの愛国心を育てよう」などと言う右翼も現れているだろう。
こんな状況に『ライドウ(Raidou)』シリーズ…、特に「天皇に逆らう者を倒して日本を救う右翼ゲーム」である『超力兵団(Soulless Army)』が相応しいと言えるか? いや、言えないだろう! このゲームを利用して「ライドウのように日本を護る若者を育てて戦争に備えよう」なんて言い出す右翼が現れないと誰が言えるか? 私はそれを危惧しているからこそ『ライドウ(Raidou)』シリーズ復活には反対する。